やわらか将棋観戦記

将棋観戦のために遠征を重ねる観る将。将棋イベントレポと遠征の記録(行き方やご飯、宿など)がメインです。

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第1回宝珠花小僧将棋まつりレポ(野田遠征の記録)

 
先日、女流名人戦の関連イベントである、宝珠花小僧将棋まつりに参加してきました。公開対局や指導対局、そして翌日行われる女流名人戦の前夜祭のような時間もあるイベントでした。
 

雪の中野田市へ向かう

当日、関東地方は降雪の影響で帰りの電車が不安だったため、行くかどうか出発直前までかなり迷いましたが、里見女流名人と伊藤女流二段の挨拶が聴きたかったため、思い切って行ってきました。
 
電車を乗り継ぎ、東武野田線の川間駅に向かいます。そこからはバスで会場であるいちいのホールへ。川間駅には南口と北口両方にバス乗り場がありますが、いちいのホール方面行くバスは北口から乗車します。
 
バスに乗って10分少々。「いちいのホール入口」で下車すると、すぐ目の前にいちいのホールがありました。いつのまにか雪も止んでいました。
 

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いちいのホール
時刻は13時を少し過ぎたところ。13時30分開場とのことでしたが、様子を見にホールの4階まで行くと、開場時間前でしたがすぐに受付をしていただけました。
お土産に将棋駒リフレクターをいただきました。かわいいです。

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お土産の将棋駒リフレクター

 

王様ラーメンでランチ

イベント開始時間まで少し時間が出来てしまったので、時間的に諦めていたお昼ご飯を食べにいったん離席します。

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王様ラーメン
いちいのホールの目の前にある王様ラーメンにサクッと行ってきました。カウンター席とテーブル席があり、老舗のらーめん屋さんという雰囲気です。
注文したのは、今日のランチ「もつ煮込みセット」880円(税抜き)。半ラーメン、ライス、キムチ付き。半ラーメンは味噌・醤油・塩から選べたので、私は醤油にしました。

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もつ煮込みセット
もつ煮込みはあつあつでモツが沢山入っていて、ビールが欲しくなりました……これからイベントでなければ飲んでたな……
醤油ラーメンは王道の中華そば、というかんじでこちらも美味しかったです。ライスもしっかり食べて、お腹いっぱい。ごちそうさまでした。

公開対局 

ホールに戻ると、半分くらいの客入りでした。ほとんどが支部の方とその関係者(お子様の付き添いなど)のような雰囲気でした。私のような何も関係なくただ遊びに来たような方は少数派のようです。別にアウェイという感じではないですが、あまりこういった雰囲気のイベントに参加したことがなかったので、新鮮でした。
 
14時になり、山田女流四段と中村女流三段との公開対局が始まりました。解説は井出四段、聞き手は宮宗女流二段、棋譜読み上げは小高女流2級。
小高女流2級は棋譜読み上げが初めてとのことで、緊張しながらも「間違えないように頑張ります」と仰っていて、初々しく大変可愛らしかったです。

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対局前の一言コーナー

さて、対局は先手の山田女流の居飛車に対して、後手の中村女流の四間飛車。
解説の井出四段が「振り飛車対居飛車になりましたね」という言葉に続けて、「私が振り飛車に肩入れをしているもので、どうしても振り飛車を先に言ってしまう」という発言が面白かったです。

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どうしても振り飛車に肩入れしてしまう井出四段
 

女流名人戦第3局 前夜祭風イベント 

公開対局の後は、翌日行われる女流名人戦の対局者ご挨拶です。
里見女流名人は松葉杖での登場でした。まだ足が万全ではないのですね、心配です……
ですが、里見女流名人の表情はとても柔らかく素敵でした。
対する伊藤女流二段の方は、ポーカーフェイス。対局前日のぴりっとした雰囲気が格好良いです。

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里見女流名人

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伊藤女流二段

市長のスピーチに、記念品や花束の贈呈、対局者の挨拶など、短い時間ながら、ほぼ前夜祭のような内容でした。
記念撮影で、記者の方が「握手お願いします!……あ、出来る範囲で!」と仰っていて、タイトル戦の前日であることを改めて実感しました。手を握ったお二人の表情こそ柔らかかったですが、がっちり握りあっていないところにお二人の秘めやかな闘志を見た気がします。

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握手で記念撮影

 

指導対局~質問コーナー 

そして15時30分からは指導対局が始まりました。対局時間は30分目安とのこと。
井出先生は5面指し、他の先生方は三面指しでした。参加者には色紙のプレゼントがあるようで、参加費も無料なのでなかなかお得なイベントですね。

私は指導対局には参加しなかったので、空いた時間で同じ建物内の5階にある関根名人記念館に行ってみました。が、しかし、残念ながら女流名人戦の準備のため見学不可となっておりました……よく考えてみればそうですよね。展示室は関係ないにせよ、同じ階の対局室を利用するのだから、見学不可は当然でした……浅はかでした……
せめて、と廊下に飾られていた揮毫を少しだけ見学してきました。

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里見女流名人と伊藤女流二段の揮毫もありました

最後は質問コーナーと記念撮影。子どもたちからの質問(「あなたにとって将棋とは何ですか?」などという攻めた質問もありました……!)に丁寧に答える先生方が素敵でした。
記念撮影では、先生方を子どもたちで囲んで撮影。少女を山田女流と中村女流の間に座らせてあげていて、羨まし……いえ、微笑ましかったです。

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中村女流の笑顔が素敵です

 
以上で宝珠花小僧将棋まつりはおわりです。第1回ということでしたが、運営さんによると、第2回は「頑張ります」とのことでした。今回は雪ということもあって満席とはなりませんでしたが、内容自体は充実のイベントでしたので、ぜひ来年も開催してほしいと思います。
 
それでは、今回はこのあたりで。次回は女流名人戦第3局の大盤解説会レポを書きます!