やわらか将棋観戦記

将棋観戦のために遠征を重ねる観る将。将棋イベントレポと遠征の記録(行き方やご飯、宿など)がメインです。

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岡崎将棋まつりレポ①

またもや今更感満載ですが、先月末に行われた岡崎将棋まつりに参加してきましたので、レポを書いていきます。

若手タイトルホルダーが勢ぞろいする、とても豪華なイベントでした!

書いていたらとても長くなってしまったので、2つの記事に分けました。前半はトークショー部分です。

 

概要

  • 開催日:2019年4月28日(日)・29日(月・祝)
  • 会場:岡崎公園ほか
  • 参加棋士:豊島将之二冠、高見泰地叡王、斎藤慎太郎王座、石田和雄九段、杉本昌隆八段、佐々木勇気七段、中田章道七段、勝又清和六段、瀬川晶司六段、室田伊緒女流二段、谷口由紀女流二段、脇田菜々子女流1級

アクセスと開場まで

会場である岡崎公園までは、東岡崎駅から徒歩で行きました。10分~15分程度歩きますが、川沿いの景色の良い道なので、天気が良ければそれほど遠いとは感じません。荷物が多い方はタクシーを使うのも手だと思います。

午前10時30分開場、午前11時開始のトークショーを観覧するため、岡崎城二の丸能楽堂の前に出来ている列に並びます。昨年は真夏のような暑さの中並ぶのが大変でしたが、今年はほどよく曇っていて快適でした。岡崎将棋まつりは基本的に屋外で、能楽堂は屋根がないので、日焼け対策や雨天対策は必須です。今年は雨の予報もあったので、念のため100均で購入したレインポンチョも持っていきました。

ちなみに午前中は指導対局もありますが、時間が被っていたため断念しました……

 

トークショー

今回のトークショーは、事前に告知されていた豊島将之二冠・高見泰地叡王・斎藤慎太郎王座のほか、石田九段、佐々木七段、谷口女流二段が登壇されました。

若手タイトルホルダーが勢ぞろいで、とても豪華です!(他のタイトルホルダーの先生方は東京のイベントに出演されていましたね)

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二の丸能楽堂

メモに残っていたことをすこし書いていきます。

 

 Q.タイトルをとる前と後で変わったことは?

 A.[豊島]気持ちに余裕が出来たことが大きい。

  [髙見]知ってくれる人が増えたこと。フォーカスの司会になれたこと。

  [斎藤]ここ(岡崎将棋まつり)に来られたこと。

フォーカス見てね!と可愛らしく仰る髙見先生が素敵でした。そして、斎藤先生は前日の前夜祭でも、ずっと岡崎に来たかった!というお話しをされていて、とても嬉しそうな表情が印象的です。

 

 Q.自分以外の先生を駒に例えると?

これはお客様から出た質問なのですが、とても面白かったです。「自分を駒に例えると?」という質問はよくありますが、他の先生を、というのは珍しいですよね。

 ◆豊島二冠を駒に例えると?

  [髙見]龍

  [斎藤]飛車、視野が広いから。

  [佐々木]金

この回答を受けて豊島先生が「本人がいると言いにくいんだろうな、と思いました」と笑っていて、謙遜の仕方まで可愛らしいなと思うなど……

 ◆髙見叡王を駒に例えると?

  [豊島]馬、気配りが出来て手厚い。

  [斎藤]銀

  [佐々木]桂馬

豊島先生の回答に「今日来てよかった……!実は競馬が好きだから、と言われるんじゃないかと震えてた」と髙見先生。

 ◆斎藤王座を駒に例えると?

  [豊島]金

  [髙見]王

  [佐々木]王

やはり「西の王子」のイメージ強し。

 ◆佐々木七段を駒に例えると?

  [豊島]桂馬

  [髙見]飛車

  [斎藤]桂馬

斎藤先生が「天才気質だから」とおっしゃると「斎藤くんに言われると照れる……」と嬉しそうな勇気先生、そして「斎藤くん」呼び、ありがとうございます。 

 

他にも面白いお話しがあったのですが、笑いすぎてメモを取れませんでした……(馬鹿)。

 

名人戦第1局自戦解説

プログラムにはなかったのですが、サプライズで豊島二冠による名人戦第1局の自戦解説(千日手指し直し局)が行われました!ありがたいです……!!!豊島先生と勇気先生、谷口先生の3名で進められました。

横歩取りの進行となった本局、17手目で後手番の豊島先生がノータイムで5八玉と指されたことに触れて、

勇気「ノータイムで5八玉と上がられましたけど、こっち(6八を指しながら)はどうですか?」

豊島「過去に順位戦で使って勝たせていただきました、ありがとうございます」

勇気流の評価を気にする勇気先生に、笑顔でフォローする豊島先生のやり取りが大変可愛らしかったです。

そして、お二人のやり取りでもうひとつ可愛らしかった場面を。

名人が指した意表(?)の34手目8二銀に対して長考されたという話題から、

勇気「考えた末に悪手を指すってよくあると思うんですけど、いかがですか?」

豊島「考えるっていうのは難しい局面なので、悪手になりやすいっていうのはありますよね。第一感で考えていって思った結果が出ないと困ります」

勇気「でも豊島さんなら5~6時間ぐらい長考できますよね……?」

豊島「それ休憩しないと無理でしょ!」(にこにこしながら)

豊島先生がつっこんだ……!しかも笑顔……!ちょっと言葉くだけてる……!!!豊島先生と勇気先生のコンビ、最高でした。

こんな可愛らしいやり取りのほかにも、この手のときにどう考えていたか、形勢はどうだと思っていたか、など貴重なお話しを聞けて嬉しかったです。

 

ここまでトークショーのレポでした。みなさんにこにこリラックスモードでとても幸せな時間でした!

※追記:後半をアップしました!こちらもお読みいただけると嬉しいです。

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※追記その2:岡崎ニューグランドや豊橋カレーうどんについてメモを書きました。

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