やわらか将棋観戦記

将棋観戦のために遠征を重ねる観る将。将棋イベントレポと遠征の記録(行き方やご飯、宿など)がメインです。

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第77期名人就位式レポ

第77期名人戦七番勝負は挑戦者の豊島将之二冠が4連勝し、名人位初戴冠となりました。ストレート決着とは、本当に豊島名人は強いですね。今回はその就位式に参加してまいりました! 

概要

  • 日時:7月19日(金)午後5時30分受付 午後6時開会
  • 会場:ホテル椿山荘東京 ホテル棟1階「ボールルーム」
  • 会費:12,000円(中学生以下6,000円)※記念扇子付
  • 定員:200名(申込み多数の場合、抽選)
  • 申し込み方法:はがき・FAX・申込みフォームのいずれかにて申し込み。

  参考URL:第77期名人就位式のお知らせ|イベント|日本将棋連盟

 

会場までのアクセスと、会場についてから

今回はJR目白駅からタクシーを利用して椿山荘まで行きました。椿山荘まではタクシーで1,000円弱です。タクシー乗り場は駅を出て目の前にある目白通りを渡って少し左手に進んだところ(バス乗り場のすぐそば)にあります。あまり目立たないのですが、三井住友銀行の方へ向かっていけば大丈夫だと思います。

運転手さんに椿山荘まで、と伝えると「ホテル棟かバンケット棟か?」と尋ねられると思いますので「ホテル棟」と伝えます。

ちなみに、道路を渡らなくても駅を出て左手にタクシー乗り場がありますが、椿山荘は逆方面なのでおススメできません。今回私は暑さもあり面倒くさがってこちらからタクシーに乗ったところ、Uターンをするために遠回りをしなければならず、1,000円をオーバーしてしまったので、すこし後悔しました……

なお、バス乗り場は、目白駅を出たら目の前の道路を渡って少し左手(三井住友銀行方面)に進んだところにあります。椿山荘行きまたは新宿駅西口行き(白61系統)に乗車し、椿山荘前で下車します。

 

そして、前回前夜祭に参加した際と同様に、外勤先から椿山荘へ直行したため、ホテル棟4階にある着替え室を利用させていただきました。こちらの着替え室、本当に快適で大好きなんです。

試着室のような仕切られたスペースが7つ程あり、お手洗いと洗面台も2つずつあり、とても便利です。

そして特筆すべきは無料のロッカーです。上着などが掛けられるハンガー付きの大きいタイプ……!このロッカーを利用すれば、クロークに荷物を預ける必要がありません。帰りにクロークの行列をパス出来るのは地味に嬉しいです。

受付と開場

さて、着替えも済んだところで1階に向かいます。

受付開始時間の15~20分前ぐらいに会場に到着しましたが、すでに多くのファンの方々が集まっていました。

受付で参加費を渡し、リボン徽章をもらいます。このリボン徽章は、帰りに記念扇子と交換になるので、なくさないように気を付けます。

ホワイエには主催の朝日新聞と毎日新聞の名人戦関連記事の配布や、朝日新聞さんの書籍(第77期将棋名人戦七番勝負全記録)の販売などがありました。

 

 

 

開宴

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就位式会場

さて、午後6時になり、いよいよ就位式が始まりました!

後方の扉から豊島名人が入場されます。棋聖就位式以来の黒紋付き姿は破壊力があります……!!普段の和服とはまた違う良さがありますよね。

 

まずは主催者あいさつとして、毎日新聞・朝日新聞の社長と佐藤康光会長のあいさつ。会長は開口一番「昨日藤井七段に負けた佐藤康光でございます」と自虐ネタをぶち込み、会場を沸かせていました 笑  対局に会長のお仕事に、とてもお忙しいのに笑いまでとる会長、さすがです。豊島名人も微笑んでおられました。

あいさつに続いて、会長から推戴状授与が行われました。記念撮影に応じるとき、昨年の棋聖就位式のときよりもだいぶ慣れた立ち振る舞いをなさっていて、なんだか感動してしまいました。タイトルを獲得するまでは線の細い、繊細な印象だったのですが、最近は貫禄がありますね。

引き続き、賞金目録贈呈、記念品贈呈が行われ、協賛社の大和証券さんからあいさつがありました。地元では「とよぴー」と呼ばれているそうで……というお話しには豊島名人も破顔。大変可愛らしいです。ちなみに記念品はRe.museのオーダーメイドスーツ仕立て券。冬季のカーディガン姿も良いですが、これを機に三つ揃え姿も拝見したいところですねえ……

 

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記念品のスーツお仕立券

そして来賓祝辞は指導棋士の土井春左右先生から。豊島名人に将棋を教えた方として、度々名人のお話しにも出てきますね。スピーチの内容は、以前スポーツ報知さんの記事(北野記者のとっても素敵な記事なので、未読の方はぜひご覧ください)にも書かれていた内容が中心だったのですが、ご本人の温かい語り口調で直接聞くことができたのはとても嬉しかったです。

 

hochi.news

 

さて、就位式の最後は豊島名人からの謝辞です。人前では声を張ってはきはきとお話しする名人がすきです。スピーチの内容は、これまでの順位戦の歩みや名人戦各局の振り返り、名人として総合的な活躍が求められるので、実績を積み上げていきたい、と言うお話しでした。とても誠実な方ですよね、名人。

 

祝賀会

ここからは祝賀会です。乾杯の音頭は師匠の桐山清澄九段から。豊島名人への愛のある激励に涙腺がやられました……こちらの師弟は並んでいるだけで尊くて、眩しいです。いつか野澤さんの「師弟」で取り上げていただきたいですね。

乾杯のあとは、歓談タイムです。まずは豊島名人とお写真を撮るために、前方にあるパネルの方へ向かいます。今回もあっという間に大行列になっていました!写真撮影タイムでは、豊島名人が前夜祭などと比較するとかなり笑顔多めで、ああ、やっぱり就位式って良いなあ、と思いました。

祝賀会の最後には抽選会がありました。豊島名人のサイン色紙が10名に当たるのですが、このうちなんと7名が女性でした!たしかに女性の参加者がかなり多かった印象です。それと、司会の方に「何と揮毫されたのですか?」と尋ねられて、「忘れてしまいました……」と照れたように笑う名人が可愛かった……それまでの貫禄のあるお姿から一転、抜群の愛嬌を見せる名人に撃ち抜かれた参加者は多かったのではないでしょうか……

帰りはなんと豊島名人がお見送りをしてくださります!ひとりひとりに記念品を渡してくださり、とてもありがたいです。

 

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記念品の扇子

こんなかんじで、とても楽しく幸せな会でした。就位式ってみんな祝福ムードなのが良いですよね。前夜祭のすこしぴりっとした空気もすきですが、就位式のこの多幸感が心地よいです。また就位式に参加できるよう、豊島名人のご活躍を祈念しつつ、本記事を締めたいと思います。

 

第77期名人戦第1局の前夜祭と大盤解説会のレポもよろしければご覧くださいませ~

www.shogiensei.com

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