やわらか将棋観戦記

将棋観戦のために遠征を重ねる観る将。将棋イベントレポと遠征の記録(行き方やご飯、宿など)がメインです。

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第90期ヒューリック杯棋聖就位式レポ

 
第90期ヒューリック杯棋聖戦では、3勝1敗で渡辺先生が棋聖を奪取されました!頂上決戦と言われた本シリーズはどれも見ごたえのある対局ばかりでしたね。そして先日行われた就位式に参加してきました!
 

概要

  • 日時:2019年9月4日(水)午後6時30分より(受付:午後6時より)
  • 会場:明治記念館 2階 「蓬莱」 (最寄り:JR信濃町駅)
  • 定員:先着100名
  • 会費:1万円 

 

[参考URL 第90期ヒューリック杯棋聖戦就位式&将棋ファンと渡辺明棋聖の夕べ|イベント|日本将棋連盟 ]

 

アクセスと開場まで

会場である明治記念館はJR信濃町駅から徒歩5分ほどです。駅を出て左手を真っ直ぐ進むと明治記念館の看板が見えるのでとても分かりやすいです。
会場には着替え室もありますが、ロッカーが有料だったため、今回はクロークに荷物を預けました。なお、クロークは明治記念館入り口入ってすぐのところに1箇所あるのみです。会場付近で預かってくれる訳ではないのでご注意ください。

 

開宴

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会場

さて、6時30分になりいよいよ開宴です。後方の扉から渡辺棋聖が登場!黒紋付より先に髪型が変わっていることに目が奪われました!めちゃくちゃ髪が短くなっています!なんだか少し幼くなった印象です、可愛らしい……そしてよく見ると眼鏡も変わっています。全体的に以前より柔らかい印象です。素敵なのに変わりはないのですが。

 

まずは、産経新聞社 飯塚社長の挨拶から。渡辺棋聖は、1局目で洲本の山に登り蛇と遭遇(!)して悲鳴を上げたというエピソードを語ってくださりました。飯塚社長が渡辺棋聖に「何色の蛇でしたか?」と尋ねると、「いやーちょっと覚えていない」と苦笑する場面も。
つづいて佐藤康光会長から就位状の授与が行われました。スピーチでは、渡辺さんと豊島さんは今期ほとんど負け知らずで、お互い相手以外には負けていない状況で始まり、その状況のままで終わった、充実度の高い二人であった、そして名局揃いのシリーズだったが、特に決定局は熱戦中の熱戦で深みのある応酬だった、と今シリーズを評しました。また、渡辺棋聖は3回目の挑戦で初めての棋聖位獲得となりましたが、「渡辺さんが初めて棋聖に挑戦したときは何故か私が棋聖を持っていまして、その時は私が勝たせていただいた」と自虐?ネタを挟んでくる会長 笑 いつでもお茶目な会長が素敵です。

そして、ヒューリックの西浦会長から棋聖杯の授与が行われました。祝辞で、昨年は8つのタイトルを8人で分けていたが、この1年で渡辺さんが3つ、豊島さんが2つ獲得し、強い2人に集まって来た感じがする、とお話されていましたが、本当にそうですよね。豊島名人は先日竜王への挑戦も決めましたが、またすぐに三冠に復帰することになるのか、楽しみですね。
また、清麗戦や千駄ヶ谷センタービルの将棋会館が入ることなどについて触れながら、出来るだけ将棋界を応援していきたい、と語ってくださりました。ありがたいですね。ヒューリックの不動産……は買えないので、ヒューリックグループのホテルにでも泊まってみようかしら……

つづいて講談社 将棋部部長の三野さんから祝辞が送られました。講談社と言えば、渡辺棋聖の奥様の伊奈めぐみ先生が「将棋の渡辺くん」を連載されていますね。
渡辺棋聖には将棋部の顧問をお願いしていて、大変熱心に指導してくださっている、以前には指を怪我しながらも指導してくれたこともある、とのお話が。将棋部の顧問が渡辺棋聖なんて羨ましいですね!
そして、将棋の渡辺くんの話題に。漫画のキャラクターというものは、ギャップがあればあるほど面白い。例えば、不良の少年が捨てられた犬を拾うように。渡辺棋聖で言えば、これほど強いのにぬい(ぐるみ)が好きで可愛らしいところ。ということで、これからも勝ちまくってください、という編集者の方らしい、ユニークなスピーチでした。渡辺棋聖もすこし笑いをこらえているような表情でした。

 

 

渡辺棋聖の謝辞では、勝てない時期が続いたときから、この棋聖を獲得してこそ、巻き返しの集大成であると思っていた、と語られました。普段サバサバざっくばらんな渡辺先生がこのように熱い言葉で語られると胸にきますね……。また、前回三冠になったときは、最初の防衛戦で失敗してしまったので、前回よりも長く三冠でいられるように頑張りたい、と意気込みを語られました。次は王将の防衛戦ですね!防衛できますように……!


就位式の最後は花束贈呈です。花束は将棋親善大使でもある波戸康広さんから。波戸さんが壇上に上がられた途端に自然な笑顔を見せる渡辺棋聖にこちらもにっこり。隣に立ってたのしげに会話されていて、とても仲が良いんだなあ、とほっこりしました。波戸さんも爽やかな笑顔で祝福されていて素敵です。花束贈呈後のお二人での撮影タイムがこの日1番の良い笑顔でした!波戸さんありがとうございます……!

 

交流タイム

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お肉料理が多かったです

そして脇専務理事の乾杯の挨拶から交流タイムへ。渡辺棋聖がフロアに下りてこられて、お写真撮影や会話に応じてくださります。お写真を撮っていただいた際、すみっコぐらしの名刺もいただきました!王将・棋聖が手書きです!嬉しい……!!(先日の京急将棋まつりでのサイン会でも名刺を配っていたので、「三冠で作り直すんですか?」と尋ねたところ、まだ名刺を作ったばかりで沢山あるから、暫く作れない、というお話もされていました 笑 苦肉の策?で手書きなのがすきです)

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いただいた名刺


暫しの交流タイムのあとは、次の1手クイズの解説&抽選会。第4局の棋譜から出題されました。正解者の中から抽選で10名に渡辺棋聖のサイン色紙が当たります。肩書きが「棋聖」の色紙はレアです……!(普段は三冠の肩書きになってしまうので)  当選者は壇上で渡辺棋聖とツーショット撮影タイムもありました。皆さん幸せそうな笑顔でした。

たのしい時間はあっという間で、お開きの時間となりました。お土産の扇子をいただいて帰路につきます。扇子の揮毫は「不抜之志」。何があっても諦めないこと、という意味で、スピーチでの不調からの巻き返しのエピソードと合わせて考えるとグッとくるものがありますね……

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お土産の扇子



そんなこんなで、たのしい就位式でした!渡辺棋聖の今後益々のご活躍を祈念して、今回の記事を締めたいと思います。おめでとうございました!!