上州将棋祭り2020レポ

上州将棋祭り2020 イベントレポート
上州将棋祭り2020とぐんまちゃん
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2020年最初に参加した将棋イベントは「上州将棋祭り」でした!10周年記念ということで、とても豪華な、豪華すぎるメンバーで満腹になって帰ってきました。本当に豪華すぎて(何度でも言う)、後半メモが息切れ状態なので、内容薄くてすみません……

概要

  • 日程:令和2年1月4日(土)10:00開場 10:30開会 17:30閉会
  • 会場: ヤマダ電機 LABI1 LIFE SERECT高崎4F「イベントスペースLABI Gate」(JR高崎駅東口徒歩30秒)
  • 入場料: 無料
  • 参加棋士: 豊島将之名人、羽生善治九段、佐藤康光九段、森内俊之九段、藤井猛九段、三浦弘行九段、髙見泰地七段、門倉啓太五段、山田久美女流四段、上田初美女流四段、渡辺愛女流三段、山根ことみ女流二段

プログラム

席上イベント

  • 10時30分~ 開会式
  • 10時45分~ 新春女流対局:上田女流四段 VS 渡部女流三段(解説:髙見七段、聞き手:山田女流四段)
  • 12時30分~ 新春リレー対局:チーム上州=藤井九段・三浦九段・山田女流四段 対 チームYAMADAチャレンジ杯=髙見七段・門倉五段・山根女流二段(解説:豊島竜王・名人、聞き手:渡辺女流三段)
  • 14時00分~ 10周年記念対局:佐藤九段 対 森内九段(解説:藤井九段、聞き手:上田女流四段)
  • 15時45分~ 10周年記念スペシャル対局:豊島竜王・名人 対 羽生九段(解説:三浦九段、聞き手:山田女流四段)
  • 17時00分~ 詰め将棋クイズ解答・解説 解説:門倉五段、聞き手:上田女流四段
  • 17時15分~ 閉会式

特設会場

  • 11時00分~ 指導対局①:三浦九段/門倉五段/山根女流二段
  • 12時30分~ 指導対局②:羽生九段/佐藤九段/森内九段
  • 14時30分~ サイン会①:豊島竜王・名人/羽生九段
  • 15時30分~ 指導対局③:髙見七段/門倉五段/渡部女流三段/山根女流二段
  • 15時30分~ 撮影会①:チーム上州・藤井九段/三浦九段 / 山田女流四段
  • 15時45分~ サイン会②: 佐藤九段/森内九段
  • 16時30分~ 撮影会②: チームYAMADAチャレンジ杯・髙見七段/門倉五段/山根女流二段

アクセスと開場まで

上州将棋祭りの会場は、高崎駅東口からすぐのところにある、ヤマダ電機 LABI1 LIFE SERECT高崎4F「イベントスペースLABI Gate」。高崎駅とは2階のデッキで繋がっており、確かにこちらから店舗までは徒歩30秒ほどで到着可能ですが、朝9時から座席指定の観覧整理券を配布するのは、1階屋外のLABI GARDENなので注意が必要です。駅1階に降りて少し歩かなければならないので、どんなに急いでも改札を出てから数分かかります。ちなみに同じく1階の正面入り口は、福袋などを購入する方が並ぶ場所なので、ここも注意が必要です。

今年は豊島竜王名人や羽生九段をはじめ、例年に増してとても豪華な出演陣。昨年でも7時の時点で既に行列が出来ていたという話を聞いていたので、何時に行ったらよいのか、前乗りも含めて迷いましたが、ひとまず始発で高崎へ向かいました。

7時ごろ現地に到着すると、なんと既に100人を超える方々が並ばれていました……!Twitterを見ていたら4時には並んでいる人もいらっしゃったみたいですね(震)アウトドア用の折りたたみ椅子や膝掛けなどを持ってきている方も多くいらっしゃいました。確かにこの寒さの中、立ちっぱなしで何時間も待つのは大変です。私は、あまり荷物を増やしたくなかったので新聞紙の上に座っていました。
ちなみに、並ぶ場所はあまり日が当たらないので防寒をいくらしても、しすぎるということはないと思います。 そんな中、YAMADA会長様よりホッカイロの差し入れがあり、感動しました。とてもありがたかったです。YAMADAさんの企業イメージ爆上がりでした。

8時前頃、YAMADA電機の担当者さんからアナウンスがありました。座席指定の観覧整理券は計258枚配布予定とのこと。それより後は、立ち見エリアの前方を優先スペースとして110名分用意しているとのことでした。また、この座席指定券や立ち見の整理券を持っていなくても、サイン会・撮影会の抽選には参加可能とのこと。そして、サイン会抽選の当たりは70本。箱に入ったボールを引いて、赤が出たら当たり!そこで仮のチケットをもらい、開場後に物販で本券に引き換えとお支払いをします。当選確率は1/5とのことでした。

そして待ちに待った9時。整理券配布開始です。 その頃には既に立ち見の整理券ももらえるかどうか、という人数まで! 私は何とか6列目の席をもらうことが出来ました。昨年は8時頃に行ってもう少し前の席だったような気がします。やはり今年はひと味違いますなあ。

整理券受け取り後に参加したサイン会の抽選には、案の定外れました……ということで、10時の開店時間までしばし待ちます。この時間に朝食を採るのも良さそうですね。

すこし時間をつぶして、10時の開店の少し前に2階の入り口へ向かうと、駅から出てきたと思しき某九段を発見しました。黒のロングコートがよくお似合いで、とても格好良かったです。けっこう早くいらっしゃるんですねえ。眼福。

祭りのはじまり!

上州将棋祭り2020

上州将棋祭り2020とぐんまちゃん

開会式

来賓の方々と出演棋士が続々と入場されます。藤井猛九段と三浦弘行九段の群馬県兄弟弟子コンビがにこにことお話をしていらして、初っぱなから尊かったです。ちなみに、この日はその後もこのコンビの尊さに殴られすぎて大変なことになりました。
なお、豊島竜王名人と羽生九段は午後からの登場ということでした。

指導対局

開会式後、1回目の指導対局の抽選が行われました。会場を出たあたりに列が出来ているので、そこに並びます。くじを引いてあたりが出ると、指導対局券をランダムでもらえます。こちらの指導対局は無料!ということもあってか、とても競争率が高いです。これまでに何度かチャレンジしていますが当選したことがありません……もちろん今回も外れました。ということで、すこし早いですがランチへ向かいます。

ランチ

時間があれば絶対に行きたいと決めていたんです。それは、会場から徒歩数分の場所にある高崎パスタのお店「はらっぱ 本店」。高崎はパスタが有名らしいです。2年前のYAMADAチャレンジ杯の時に伺ってから、もう一度食べたいとずっと思っていたのです。にんにくたっぷりなので、指導対局を受ける場合はちょっと遠慮してしまいますが、熱々ピリ辛でがつんとガーリック、そして辛いソースに絡むチーズ。めちゃくちゃ美味しいです。高崎でランチに迷ったら是非召し上がっていただきたいですね。白い壁に飛び散ったトマトソースの跡が多く見られるのもオツです。

はらっぱのパスタ

はらっぱのパスタ

本店 | 店舗情報 | スパゲッティー専科はらっぱ
中央店の情報です。皆様のお越しをお待ちしております。

尊すぎる指導対局と豪華すぎる席上対局と。

指導対局② 羽生九段/佐藤九段/森内九段

指導対局の様子

指導対局の様子

羽生九段の指導対局はなかなかお目に掛かれない上に、佐藤九段・森内九段と揃って指導対局をされるということで、ひと目見たい!と見学に向かいました。開始前からすごい人だかりでした!満員電車並みの人混みの隙間から垣間見えたお三方の尊さよ……後光が射して見えましたね。

特にお互いに親し気に会話をしている、とかではないのですが、確かに存在するこの『同期トリオである』という眩しい空気に、ふと、2年前のスポーツ報知さんの記事を思い出しました。改めて読み返しましたが、とても素敵な記事です。『 3人だけで酒を酌み交わしたことは過去に一度もない。理由はたったひとつ。出会った日から今日まで、盤上で雌雄を決する運命にあるからである。 』というのが、この3人の関係性の尊さをよくあらわしている名文ですね。北野新太記者の記事は素敵なものが多くて好きです。

【王手報知】超異例!佐藤九段&森内九段&羽生竜王のスーパー同期トリオがトークショー
 日本将棋連盟会長・佐藤康光九段(48)と同専務理事・森内俊之九段(47)の紫綬褒章受章記念祝賀会が25日、都内のホテルで行われ、発起人を務めた羽生善治竜王(47)とのスリーショットが実現した。同期と

新春リレー将棋 チーム上州 VS チームYAMADAチャレンジ杯

さて、会場に戻り席上対局を観戦します。
まずは新春リレー将棋。チーム上州( 藤井九段・三浦九段・山田女流四段 ) VS チームYAMADAチャレンジ杯( 髙見七段・門倉五段・山根女流二段 )。解説は何と豊島竜王・名人です!豪華!聞き手は渡部愛女流三段。何ということでしょう、大盤の両脇を可愛いで固められました。豊島竜王・名人が終始にこにこしていらして、とても可愛かったです。

先手はチームYAMADAチャレンジ杯、後手はチーム上州となりました。両チーム居飛車党と振り飛車党の棋士が混在しているため、戦型選択が注目されました。結果、先手は藤井システム、後手は居飛車の対抗形に。

各チーム1回ずつ相談タイムが設けられたのですが、両チームわちゃわちゃしていて癒されました。特にチーム上州の兄弟弟子コンビですよ……三浦先生が藤井先生大好きオーラを出しながら少しふざけようとすると、「君がいちばんチームワークを乱してるんだから」と叱る藤井先生。なのですが、その表情のゆるみっぷりときたら……仲良しかよ……尊すぎます。

そして対局の方は、後手が少しずつリードを広げていきました。最初はにこにこしながら指していた先生方でしたが、終盤はとても真剣な表情に変わっていました。イベントといえども、対局となれば本気で勝とうとする勝負師の表情が印象的でした。

最終盤では、詰みを読み切った三浦先生がノータイムで指していくのが最高に格好良くて痺れました。一時は4段目まで進出した先手玉でしたが、最後は5九の位置まで戻って頭金までの詰みとなりました。豊島先生も「これは芸術的」と評する美しい収束でした。ということで新春リレー対局はチーム上州が貫禄を見せて勝利。既にお腹いっぱいなのですが、席上対局はまだまだ続きます!

10周年記念対局 佐藤九段 対 森内九段

森内ー佐藤戦の大盤

森内ー佐藤戦

次の対局は▲森内九段-△佐藤九段。解説は藤井九段、聞き手は上田女流四段です。 戦型は矢倉となりました。藤井矢倉の可能性もあるということで、「矢倉模様じゃないですか♪」とうきうきの藤井九段が可愛いです。そしてこのお二人の矢倉を生で観戦できるとは……熱すぎです……!そして早々に後手の佐藤九段が仕掛け、あまり見たことのない形に。この形を見た藤井九段が「この二人は過去に沢山矢倉を指しているはずだけど、こんな形は初めてだと思います。(この相手とは)指し飽きたと思っても、新しい内容になるんですね」と仰っていたのが印象に残っています。とても素敵なお話しですよね。「そうは言っても(自分は)三浦君とはもう指さなくていいよ」とオチをつけるところまで最高でした(笑)

対局中、佐藤九段が森内九段の指し手にときおり頷いたり、先手の考慮中にちらりと森内九段を見たりするのが尊すぎでしたね……そしてぎりぎりで着手する森内九段に痺れました。最後まで詰むや詰まざるやの大熱戦。最後は森内九段が鋭く寄せきって勝利となりました。お二人とも本当に格好良かったです。

10周年記念スペシャル対局 豊島竜王・名人 対 羽生九段

豊島ー羽生戦

豊島ー羽生戦

席上対局のトリを飾るのは、このお二人の対局。▲豊島竜王・名人VS△羽生九段です。解説は三浦九段、聞き手は山田女流四段の群馬県姉弟弟子コンビ。

羽生九段のふわっ、ぱち……と、豊島竜王・名人のぴし、ぴしという駒音が響き、 もはやタイトル戦のような緊張感。本対局も戦型は矢倉となりました。ただ、しっかり囲い合う展開にはならず、お互いに馬を作り合う激しく華やかな展開。一昨年香川で観戦したJT杯の豊島ー羽生戦もかなり華々しい展開でしたが、今回も派手な手の応酬となりました。一時はバランスが取れていたかと思われましたが、羽生九段が押し切って勝利。

最後、大盤の前での検討で、「あー……」とまだ戻ってきていない感じの羽生九段や、悔しさを滲ませる豊島竜王・名人のの様子からも、熱戦の余韻を感じました。

いや~新年から濃い!豪華すぎてお腹いっぱいです。これを無料で観られるとは驚愕です。ということで、YAMADA電機様へのお布施として、マウスと化粧品を購入し、1階のシャトレーゼさんでお茶をして帰りました。来年も楽しみです!

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